公認会計士の前職は様々!?【CPA'sVOICE】Vol.11

三大国家資格のひとつである公認会計士は、年齢関係なく何歳からでもチャレンジできます。
学生はもちろんのこと、社会人になっても資格取得可能なので、実際に公認会計士として働いている人の前職は様々です。
公認会計士の仕事は、社会人経験が自分の強みにつながります。
今回は、公認会計士の前職やキャリアについて紹介します。
社会人から公認会計士を目指している方は参考にしてみてください。

公認会計士は何歳でもチャレンジ可能

公認会計士の試験には、年齢制限がありません。
何歳からでも受験できるので、合格後に資格を活かした就職・転職が可能です。
年齢関係なく、何歳でもチャレンジできる仕事なので、実際に働いている人のバックグラウンドも様々です。

公認会計士の現状

公認会計士の試験には、受験する際の年齢制限は設けられていません。やる気さえあれば何歳からでも勉強を始めて受験ができます。
実際に、最低18歳から最高61歳の人が合格している事例があります。
公認会計士試験では、例年1000人以上の合格者がいます。
三大国家資格のひとつなので、難関資格ではありますが、社会人経験を活かして試験準備もできます。
仕事をしながら公認会計士の勉強をするのは、決して簡単ではありませんが、どんな前職でも本人の努力次第なので、社会人から目指しても遅くはありません。
また、公認会計士の資格を取得することで、キャリアパスを豊富に選択できるようになったり、企業分析に強くなるなど様々なメリットがあります。

社会人から公認会計士を目指すには

社会人から公認会計士を目指すには、専門学校や予備校に通ったり、独学で勉強するなど様々な方法があります。
公認会計士試験に合格した後、業務補助や実務補修・修了考査合格を満たして公認会計士協会に登録することで、正式に公認会計士となります。
実際に社会人受験生も一定数は公認会計士試験に合格しているため、30代や40代であっても勉強をスタートするのは決して遅くはないでしょう。
ただし通常は、2年間程度をほぼ受験勉強に費やすだけの勉強時間が必要ですので、一般的には公認会計士になるためには数年かかります。
自分に合った方法で、コツコツ継続して勉強をしていきましょう。

過去のキャリアが役に立つことも!

公認会計士として働く上で、社会人としての前職のキャリアが役に立つこともあります。
例えば、会社の会計システムはITシステムを前提に作られているため、監査においてもITシステムに関する知識が必要となります。
前職がシステム関係のエンジニアやプログラマーなどであった場合には、IT知識が公認会計士としてのプラスアルファの能力として、大きな武器になる可能性があります。
他にも、例えば銀行員などの金融関係に詳しい方は、監査と近しい業界なので強みになりえます。このように、前職が公認会計士と直接的に関係のない前職だったとしても、積み上げてきた経験が活かせる可能性があるのです。
逆に、公認会計士になって監査を経験する中でITシステムに接する機会が多くなったことをきっかけに、これらに興味を持って勉強を始めるという方もいます。
公認会計士としてのスタートを切った後においては、むしろこれら他業界の知識や経験があった方が、アドバンテージや強みにつながりやすいのです。
あかり監査法人では資格取得制度を設けており、公認会計士業務以外のスキルアップや知識の習得も支援しています。いろいろなバックグラウンドを持つ人が集まった法人の方が、多様性があり柔軟な組織として世の中でも存在意義のある組織になれると考えています。

まとめ

今回は、公認会計士の前職について解説しました。
公認会計士の試験は何歳でもチャレンジできますし、働く上で社会人経験が役に立つこともあります。
年齢制限がないので、学生のときに勉強していなかったからと諦める必要はありません。社会人になっても努力次第で公認会計士を目指せます。
社会人経験を持っていることで、型にはまりすぎず新しい提案ができるのです。
あかり監査法人でも、多様なバックグラウンドを持つ、個性豊かなメンバーが集まっています。
他業界での社会人経験が公認会計士として働くにあたって「強み」になるので、キャリアチェンジを考えている方も目指してみてください。

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