資格取得支援制度を活用して業務範囲を拡大。スキルアップで目指すさらなる成長
2023/11/07
今回は、あかり監査法人の「資格取得支援制度」を活用して、CISA(公認情報システム監査人)の資格を取得されたKさんに、制度の詳細やCISAを取得しようと思われた経緯、資格取得に向けた勉強法などについて伺いました。
大手監査法人・コンサルティング会社を経てあかり監査法人へ
――現在のお仕事についてお聞かせください。
企業規模に合わせて2~5名のチームを組み、監査業務にあたっています。大手監査法人に在籍していたときは、パートナーと話す機会は限られていましたが、あかり監査法人はパートナーとの距離が近く業務がスムーズに進められ、安心感もあります。
タイムリーに情報が共有がされるので意思決定も早く、適宜パートナーに相談しながら、クライアントに寄り添ったオーダーメイドな監査を提供しています。
CISA(公認情報システム監査人)の資格を取得
――あかり監査法人入社後、取得された資格についてお伺いしたいです。
あかり監査法人入社後に、CISA(公認情報システム監査人)の資格を取得しました。
CISAとは?
Certified Information Systems Auditorの略称
CISAは情報システムの監査および、セキュリティー、コントロールに関する高度な知識、技能と経験を有するプロフェッショナルとして当協会が認定する国際資格で、日本語では「公認情報システム監査人」と称します。
https://www.isaca.gr.jp/cisa/より抜粋
一般企業においてもITの導入が積極的に行われている昨今の会計監査に迅速に対応するため、CISAの資格を取得しました。IT関係のシステム監査には必要不可欠な資格です。あかり監査法人は、この資格を持つ監査人がIT監査を担当しています。
監査業務のメインがシステム監査となるケースもあり、近年、一層重要性を増していると実感したため、資格取得を決意しました。資格取得前は、IT監査の部分は関与してこなかったので、言葉の意味を調べて、理解するところからのスタートでした。おおよそ3~4ヶ月ほど勉強して受験しました。
大手監査法人では専門部隊が担当するケースが多いIT監査ですが、あかり監査法人では一般の会計監査と合わせて行うため、内部統制の全てを見ることができ、クライアントとより深い関係性が築ける点が特徴です。
あかり監査法人の資格取得支援制度
――あかり監査法人では、資格取得にあたって、支援制度があるとお聞きしました。
実はCISAの資格取得には、受験料と講座の受講費用で約30万円ほどかかります。(為替レートにより変動有り)
あかり監査法人では、資格取得支援制度を設けています。
業務上必要な資格を条件に、パートナー承認が得られれば資格取得にかかる費用を援助してもらえる制度で、資格取得後、約3年勤務すると費用が相殺される仕組みです。取得した資格で、会社に貢献するイメージです。
会計士業界では、こういった資格取得支援制度は珍しいかもしれません。就職にあたっては、最初から資格を取得していることが条件と募集要項に明記されている大手監査法人もあります。 資格取得支援制度は、知識や視野を広げる意味でも、良いトリガーになっていると感じますね。
勉強を1日のスケジュールに組み込む
――CISA取得に向けたおすすめの勉強法はありますか?
私は、毎日勉強する時間を決めています。一度始めてしまえば、2時間、3時間と集中できることもありますが、勉強を始めるまでに、心理的に高いハードルがあるんです(笑)。なので、1日のスケジュールに勉強時間を入れてしまいます。
まずは短時間に設定して、毎日続けるにあたり、負担にならないように心がけています。
CISAの資格だけでは、ITの知識は不十分だと感じているので、今後は情報処理系の資格や、ベンダーが設けている資格など、自分の興味関心がある資格を幅広く取得できれば良いなと考えています。
あかり監査法人は、少数精鋭の監査法人です。業務に関する知識が豊富にあれば、仕事を共にするメンバーとも有益な情報共有ができ、クライアントの問題解決もスピーディーになります。
会計監査以外にも視野を広げて前向きに努力を
――これから入社される方へメッセージをお願いします。
法律やアクチュアリーといった、会計監査以外の知識も幅広く持っておくと活躍の場が広がります。あかり監査法人には前述の資格取得支援制度もあるため、積極的に自身のスキルアップや、知識の向上に繋げられます。
業務においては、大手監査法人にはない自由度や、チャレンジできる社風があかり監査法人の魅力です。
現状に満足せず、自身のスキル向上に、前向きに努力できる方と一緒にお仕事ができれば良いですね。