香野 貴昭

 

PROFILE

香野 貴昭

公認会計士

大学卒業後、国家公務員として建設省(現在の国土交通省)に10年間勤務。公認会計士の資格取得後、大手監査法人に転職。公共セクターおよび民間企業の監査に従事。その後、事業再生コンサルティング会社を経て、2020年7月にあかり監査法人に入社。

「白・黒・グレー」の考え方がぴったりと一致したことが入社の決め手

面接をしてくれたパートナーの印象がとても良かったのと、監査における判断基準として「白・黒・グレー」の考え方に共感できたので、入所を決めました。その考え方というのも、私自身が重視している点なので、面接でこちらから質問させてもらいました。つまり、グレーな事が出てきたときに、正しく見極めたうえで、理屈が通らなければそれは黒といわざるを得ません。ですが、きちんと理屈が通せるならば、それを白として事業会社を助けたいというのが私の考えです。面接でそう伝えたところ、その考え方に共感していただけたため、ぜひここで働きたいと決めました。  

パートナーとの距離の近さと、意思決定の速さが大きな違い

いまは上場準備企業と上場企業の監査をバランスよく担当しています。プロジェクトごとに4~5人くらいの、全体を把握しやすいサイズのチームで業務に当たっています。パートナーとの距離感が、いちばんの違いですね。大手監査法人では、パートナーと接する機会はそれほど多くないケースもありました。それが、あかり監査法人ではお客様と話す際にはパートナーが同席することがほとんどです。仮に同席できない場合でも、情報は完全にシェアされるので不安はありません。チーム内コミュニケーションにおいても直接やり取りする機会が頻繁にあり、しかも意思決定も迅速なので、仕事自体とても進めやすいと感じています。  

大切なのは「監査のメリハリ」

大手監査法人に限らず、多くの監査法人では膨大な手続を経てひとつの監査を終えていきます。大手監査法人では実施すべき手続がテンプレートとして整備されていますが、そのクライアントにとってはリスクが低いと考えられる点についても、すべての手続を実施することが求められます。あかり監査法人ではしっかりと監査基準に沿った形で手続が組まれており、そのなかでパートナーが「リスクが高い」と判断したところをきちんと突き詰めていきます。クライアントを十分に把握し、多様な経験を持つパートナーだからこそ、監査上のリスクに気づけるのだと思います。定型化した手続を踏む一方で、突き詰めるべきところは押さえるという、メリハリのある進め方ができているのではないかと思います。  

コロナ禍でもリモートで8~9割対応できた「働きやすさ」

いろいろなバックグラウンドの人がいて、皆とても個性的です。そのなかで各々の考えが尊重されています。仕事一辺倒というわけではなく、プライベートについても話ができるような雰囲気がありますね。ワークスタイルとしては、コロナの影響が大きかった時期であっても、リモート下でもスムーズに仕事を立ち上げることができました。必要な資料はほぼPDF化されていて、クライアントとも共有フォルダなどでやりとりするため、8~9割は在宅ワークでも支障なく進められています。非常に働きやすく、また、監査本来の醍醐味も感じながら仕事ができる点が気に入っています。